「付箋とWikiの融合した不思議空間」であるところのWemaForPHPを先週から活用中。オンライン・メモ用にWiki的なものを導入しようとずっと前から思っていたのですが、ついに、「オレが探しもとめていたのはこれかも?」と思えるものに出会いました。2006年には現在の形にまで仕上がっていたようなので、知り合うまでにだいぶ時間がかかったことになりますな。
機能が絞られていて、動作が軽くて、スクリプトを直接いじる必要があるけど設定関係が簡素なところなどがとってもナイス。操作系が自然ですぐに覚えられる。開発者のセンスの良さが感じられます。
wemaは複数のマシンの間で備忘録的小情報をやりとりする目的で使ってます。自分でインストールしなくても、同じように使えるサービスは多々ありそうですが、こういうのはやっぱり自分のサーバで動かしたいんですよね。
その理由を考えてみた:
・勝手に仕様が変わると面倒(自前のサーバなら、自分で変えないと変わらない)
・アカウントを作ったり、管理したりがイヤ
・広告でページが重かったり、気が散ったりする
・ユーザが増えるとレスポンスが悪化する
・100億円計画が他人のサーバに記録されるのが不安
といったところでしょうか。最後のは冗談ですけどね。
1カ所だけ、ちょっと不便に感じていたのが、付箋を移動(ドラッグ)したあとsaveを忘れていると、ページが再描画されたときに、前の位置に戻ってしまう点です。忘れなければいいのですが、どうしても忘れるので、付箋ドラッグの後、自動的にsaveを行うよう改造しました。
サーバをアクセスしに行っちゃいますが、操作感に支障はないようです。自分的にはとてもいい感じ。いちおう変更箇所を残しておきます↓
wemaForPHPバージョン051018のwema.jsに1行追加
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} else if (obj.id.substring(0, 2) == “id”) { // 付箋のドラッグ後
for (var i in selStickies)
posChanged[selStickies[i]] = true;
set_all(); ←追加した行
}
– – –
(適切なコメントのおかげで、js初心者(←ワタクシ)でも、いじりやすいソースだと感じました)