電子本3フォーマット

Arduino: A Quick-Start Guide“という本を読んでます。3週間ほど前に発売された、Arduinoの入門書。出版社のサイトから電子版を買って、iPadで読んでます。22ドルでした。フォーマットは3種類用意されていて、PDF、ePub、mobiのすべてがダウンロードできます。どれかひとつではなく、3種類全部、何度でもゲットできちゃう。DRMはありません。そのかわり、すべてのページに自分の名前が表示されます。

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3フォーマットすべてをiPadに転送し、PDFはGoodReader、ePubはiBooks、mobiはKindle for iPadを使って読んでみました。やはりPDF版の情報量がもっとも豊富。写真も見やすい。ただし、本文の読みやすさはePub版も良好。フォントがキレイで、レイアウトがシンプルなため、ススッと読める感じがします。写真もキレイでした。mobi版はやや難アリ。写真や図が汚くて萎えます。本文もソースコードが混じっている部分が読みにくい。デザイン過程での可読性アップのための処理が反映されてない感じ。

もちろん上記の比較は「今回買った本からそういう印象を受けましたよ」ということでしかなく、フォーマットとビューアの評価ではありません。ただ、「(図版を含む)技術書はPDFかePubで買ったほうが無難」という現時点での結論は強化されました。と同時に、「日本語の小説や新書ぽいものをAmazonで買ってKindleで読むってのを試したい」という願望も強まりました。はやくKindleの真価を味わいたいってことですね。