買ったけど所有はしていない

普段どおり、時刻を知ろうとMoto360の画面を見たんです。そうしたらウオッチフェイスがデフォルトのものに変わってました。軽くギョッとした。そんな設定変更はしていないのに、なぜ変わる? どうやら、Google Fitが自動アップデートされたとき、関連するウオッチフェイスが削除されて、代わりに新しいFit連携ウオッチフェイスが登録されたみたい。ワタクシはその削除されたウオッチフェイスを使っていたので、デフォルトに戻ってしまったみたい。(消えたのは第1世代Moto360だけで第2世代では古いfitのウオッチフェイスも使えてます)

「マイナーなプロダクトだし、まあそういうこともあるだろう」と受け流すことにしましたが、ある程度時間をかけて選び、時間をかけて慣らしたモノが、提供者の都合で勝手に消えちゃうというのはわりとサイバーだな、と思いました。所有者の意思とは関係なくシステムが更新されれば使い慣れたものが消えちゃうわけです。所有なんてできないんですよ、ってことですな。

Windows10更新問題も似ていると思った。ソフトウエアは借りているだけ。購入代金を払ってもそれは利用権を手に入れただけで、所有はしていないってことですかね。別にそれでもいいんですけど、日常的に使う画面が突然全然違うものになっていたりすると動揺しますね。そして動揺は怒りや不信に変わることもありますね。もう少しうまくやってほしいと思いました。

下の写真は、Moto360(このウオッチフェイスが古いFitの)とセイコーの指輪時計(50年以上前の手巻き式)を同時に着用して撮ったもの。スマートウオッチと機械式時計同時に使う方法としてどうでしょう?

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