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2002/10/25 05:32 赤い点々

打ち合わせを終えて、地下鉄大江戸線新宿駅のながいエスカレータを
下りていきました。夜の10時ころの話。ホームに着いて2、3歩進むと、
床に真っ赤な液体が飛び散ってました。血です。

量はどのくらいだったかな。お米を計るカップに半分くらい。それを
ゆっくり歩きながらぼとりぼとりと垂らしたら、あんなふうになったと
思います。

自分の鼻血以外の血を見るのはとてもひさしぶりで、緊張しました。
本能的反応。エスカレータに一番近い柱のそばに、背広を着た
中年男性が、仰向けに寝てました。カバンを枕にし、顎をハンカチで押さえ、
呆然とした目で天井を見つめています。意識はあるみたい。

駅員さんと、倒れている男性の連れとおぼしき背広男性が、なにかを
話していました。たぶん、ケガをしたときの状況を説明していたんでしょう。
説明中の男性は、赤ら顔で、妙に饒舌で、笑顔さえ見せていました。
酔っていたんでしょうな。

倒れている人の顔は蒼白に見えましたが、倒れるまでは赤かった
のかもしれません。その人の足もとを通りすぎたときに、「業務連絡。
救急車が到着しました」という放送が流れ、駅員さんがエレベータの
ほうに早足で移動していきました。

ボクが見たのはそこまで。詳しい状況はわからないけど、
勝手にボクが推測して得た教訓は、歩行に影響が出るほど飲むのは
やめよう! ということです。もし、飲みすぎてしまったのなら醒めるまで
座ってたほうがいいですな。あの血の赤さが目に焼き付いちゃってて
まだ消えません。

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おせんべいをつまみに焼酎をちびりちびり。今日は、
いまいちおいしくないなー。

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