PHS端末を失くしました。

組まなきゃいけないプログラムがあるのにいまいち集中力が
沸いてこないので「映画でも観てくるか」と、タクシーに
飛び乗って歌舞伎町へ行ったんです。大ガードを越えたあたりで
降り、時刻を確認しようと思ってポケットを探ると……、
なかったんですな。あるはずの電話機が。タクシーの中で
時刻を確認した記憶があるので、車内に忘れたのはほぼ確実。

私の場合、置き忘れは日常茶飯事なので、あまり慌てることもなく
「さて、どうしようか」と考えました。10秒ほど考えたのちに、
ダッシュ。乗ったタクシーが信号で引っかかっているかも
しれないので、ガードレールを乗り越え、車道を走っていって、
そこら辺にいたタクシーの後部座席を見て回りました。しかし
発見できず。10秒考えたのが失敗だったかも。

とっさの行動で解決できなかったので、すでに諦めムード。
「まず、映画を観てから対処するかな」と映画館に移動しました。
移動しがてら、「いちおう電話を止めておくべきやね」と思い、
映画館からDDIポケットへ電話。公衆電話を使うのはひさしぶり。

７時近かったので、オペレータ不在のテレホンサービスのみ。
それでも、電話機紛失時の手続きは可能で、音声ガイダンスに
従って情報を入力していくと、利用の一時中断ができました。
ただし、ホッとしながら確認のボタンを押すとショックな
メッセージ。リクエストが処理されるのは明日の朝になってから
なんだそうです。それじゃ今夜一晩どこでなにされるかわかんない
じゃないですか。すぐ止めてくださいよ！

と、感情の高ぶりがこのとき始めて生じたのですが、すぐに
「まーいいや」という気持ちを取り戻し、『コラテラル・ダメージ』
を観ました。シュワちゃんがテロで妻子を失った消防士の役を
比較的シリアスに演じています。9・11のニューヨークの事件の
影響で封切りが延期された映画ですが、たしかに、あのあとすぐに
この内容だと、アメリカ国内でいろいろ批判されたかもしれません。
ビジュアル的に類似性が高いとか、設定が似ているからというより、
もう少し深いところでマズかったのかもね、と思いました。

会社に帰ってタクシー近代化センターに電話。タクシー車内での
遺失物は、タクシー会社に問い合わせるのが一番なんでしょうが、
領収書をもらわなかったのでわかりません。そういう場合は、
タクシー近代化センターに問い合わせるんだそうです。しかし、
タクシー近代化センターってのはスゴイ名称ですな。これは、
つまり、日本のタクシーはまだ近代化の過程にあるということ
なんでしょうか。前近代のタクシーと近代化後のタクシーの違い
とはなんなのか？　ドアが自動的にあくのは近代化のおかげ？

ま、それはいいとして、そのセンターにかけると、のんびりした
雰囲気の男性が出てきました。状況を告げると、「そういう届けは
まだ入ってきません」とのこと。電話番号を伝えて、見つかったら
連絡をもらうことに。

ここで不安の第２波が襲ってきたので、自分のPHSに電話をかけて
みました。すると話中音が！　「この電話は現在電話の届かない……」
ではなく、話中なんです！

「うわーん！　オレの電話を使うなー！」と半泣き状態。でも、
何度かけてもずーっと話中音だったので、たぶん、端末が使えない
状態にあるからなんでしょう。バッテリーもあまり残ってなかった
はずなので、そんなに話し続けることもできません。
だが、しかし、拾った人がたまたま充電器を持っていたら？
あるいは、犯罪組織の手に渡って、今晩中に犯罪の道具に使われたら？

考え出すと弱まるので、あの端末は最初からなかったことにしました。
今日はたまたまJ-PHONEを家に忘れてきちゃったので、ケータイ抜き
なんですよ。ええ、昔からJ-PHONE一本ですから、わたくしは。

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仙台の無料新聞でオルトアールが紹介されました。フジサンケイ系の
シティリビングという新聞の「OL気になるプレス」というコーナー。
OLの気になっていたのか！　と思った。

あー、腹減った、と思って時計を見ようとしたせいで、端末喪失を
リメンバー。はーあ。携帯電話なんかなくすもんじゃありませんな。

今１時ですか。ハラ減ったので、バーミヤンにでも行ってきますか。
で、このまま朝まで会社でプログラム書いて、朝イチにDポに電話
して……、んー、解約かな。んー、ま、いろいろ相談してみよう。