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  長引いていた編集仕事が一区切り付いたので、Adobeのページレイアウト
 ツール『InDesign 2.0』を購入した。
 
 自分へのご褒美という意味と、次に備えて編集業務のプロセスを改革して
 いきたい、という意味がある。言い変えるなら、「今回はよく耐えた!>オレ。
 でもQuarkExpressはもう勘弁して!」。
 
 Quarkだけでなく、フォントや出力センターやMacOSのよくわかんない
 あれこれ全般に付き合うのに疲れちゃったのである。Adobeの宣伝文句に
 よると、InDesignによってそのあたりの問題がずいぶんスッキリすることに
 なっている。
 
 まだインストールしたばかりで、機能面については全然わかってない状態。
 いまは、InDesignにバンドルされてるフォントをいじってたところ。
 感想としては、小塚明朝はわりと好きだけど、小塚ゴシックは好みじゃない、
 って感じ。上記の見本は、小塚(PRO)フォントの4書体。ゴシックの「な」や「さ」に
 微妙な違和感を感じるのは拙者だけ? 写研の見本帳を出してきてパラパラ
 やると、やっぱ石井やゴナは安心感がある。明朝なら本蘭明朝が好き。
 
 まあ、小塚の存在意義はOpenType世代のAdobe標準フォントという点に
 あると思うので字体の好き嫌いは2の次なんでしょうな。MacでもWindowsでも
 プラットフォームの違いを気にせず使えるフォントがあるのはいいこと。
 紙への出力やPDFへの埋め込みをするときにも余計な神経を使わなくて
 済むらしいので、あとは値段が安くてかっこいいOpenTypeフォントがどんどん
 出てくれればいうことナッシング。
 
 InDesignのちょっと未来な機能としては、XML書き出し/読み込みに期待大。
 XMLの導入により、「デザインのフォーマットとコンテンツを分離」できるんだ
 そうである。わかりにくい表現だけど、もうマウスでカチカチカチカチ繰り返し
 作業をしなくて済むんですヨ、という意味ならば、それこそが最大級に重要な
 論点だと思うわけである。ていうか、もうあの繰り返しの繰り返しはイヤだー!
 
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 某ゲームメーカーにおつとめのある方から封書が届きました。開けてみると
 IXY Digital 200aのカタログが! 絶対買えという無言の圧力でしょうか!
 そんなことしなくても買います! 買うんです! 買わせてください!
 ちなみに、このカタログってまだ出回ってないんですよね? 貴重な情報を
 ありがとうございました。暗記するまで読みます!
 
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