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2002/02/27 01:31 物理的には希薄

朝7時に起きて2時間弱電車に乗って藤沢へ。……キツかった。
気付けにと思って新宿でキャラマキを買って飲んだら、胃がむかむか
してきちゃって、失敗でした。本来は、コーヒーが苦手だということを
思い出すべきだったのでしょう。

藤沢へは慶応大学湘南藤沢キャンパス、いわゆるSFCで打ち合わせが
あって行ってきました。SFCの敷地に入るのは7年ぶりくらいで
何か沸き上がる記憶や感情があるかと思ったのですが、とくに
なにもありませんでした。ガラーンとしてて、殺風景だったのは、
春休みで人がいないから? メディアの上では存在感のあるSFCも、
物理的な実体というか、敷地に立って見渡して目に映るモノは、たんなる
芝生とコンクリ打ちっ放しの寒い建築物のみで、希薄な感じ。

メディアを通じて得られる情報量の多さに反して、実際にその場に
立ってみたらなんとも希薄だった、という経験はシリコンバレーでも
したことがあります。IntelやAMDの生看板をみて、うわーっ、と
盛り上がったりはしたんですが、でも、そのロゴから伝わる情報以外に、
なにかめぼしいものがあるわけでもなく、無機的で希薄な空間でした。

化学的な反応の結果出る臭いとか、何かを燃やして生じた熱とか
機械が動いて発する騒音とか、たくさんの人間がいることによる湿気
みたいなものとは無縁な世界なわけです。それってサイバーなんですけど、
なんだかちょっと、お散歩するにはつまんないかな、みたいな感じですか。
いや、ホントはもうちょっと違うまとめかたをする予定だったんですが、
途中でわかんなくなっちゃったので、こんな結論に。すいません。

ページビューは85000。開放区がクイッと伸びました。そろそろ開放区
単体で6万の大台(?)に乗せてもいいんじゃないかなー、と思ってます。
でも、なかなかそうはなりません。

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