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2002/09/12 02:40 勉強嫌いの勉強人生

帰宅途中の地下鉄の車中、隣に立っていた若いOLっぽい女性が
分厚い本を重そうに支えながら読みふけっていた。チラッと見えた
表紙には『JAVAで学ぶデザインパターン』と書いてあった。
「むむ、うら若き女性がデザインパターンですか。拙者はよく
わかりませんが、勉強熱心ですなー。エライですなー」と思った。
で、自分も勉強々々、と思いカバンから出して読み始めたのは
月刊軍事研究。「だから軍事の勉強をしてどうするんだよ!>オレ」
と読みながら思った。

そのときはそれしか持ってなかったんですよ。もっと、実用的な
勉強本を持ち歩くべきなのではないか、と考えることもありますが、
通勤用にはつい和む本を選んでしまいます。
「軍事研究で和むな!」と書きながら思った。

ページビューは108400。昨今は、この水準で安定してます。

ボクは「今日は勉強になりました」って感じの言い方をたびたび
使うんですが、それは本当にそう思ったから言うんですけど、
その場合、「知りたいと思うことを知ることができました」という
意味です。でも、辞書に書いてある「勉強」の意味は

無理にでも努力して励むこと。
(1) 仕事に精を出すこと。
 (ア) 学業・技能などを身につけようと努力すること。
 (イ) 今後、事を処するのに役立つ、身にしみる経験。
(2) 商人が品物の値段を安くして売ること。
 『岩波国語辞典』より

といった感じで、だいぶ違います。とくに、(1)の(イ)は嫌ですな。
「結局、無一文になっちゃったけど、あれはいい勉強になったよ」
みたいに使う勉強ですよね。嫌だ!

無理、努力、身にしみる経験、安く売る……。ほんと嫌な言葉ばかり
辞書には書いてあります。そういう勉強とは無縁でありたいものです。
そう願わずにはいられません。おしまい。

ホントはもうちょっと高尚なまとめかたがあるような気がしたん
ですが、わかんなくなっちゃいました。こうして日誌を書くことも
ひとつの勉強なんだと思いますが、あんまりキチンとまとめようと
すると、「無理」と「努力」あたりに該当してしまうので、
毎回適当に終わらせてます。明日は打ち合わせがいっぱいです。
軍事研究の続きを読んで寝ます。それでは皆さんおやすみなさい。

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