「海の上のピアニスト」を観ました。書店でビデオを買ってきて。
なんだかとっても感傷的な気分になってしまったのですが、
それがこの映画にたいする普通の反応でしょうか？

冒頭の、船がニューヨークに到着するシーンは、新天地にある
無限の可能性に胸ときめかせる人々の姿を映していましたが、
この映画で言っていることは、そのシーンで暗示されている
こととはむしろ逆で、可能性は人間のなかにこそあり、それは
88鍵の鍵盤の上という限られた世界でも無限に発揮されうるものだ
ということ。無数の道、建物、人が存在する大都市に降り立った
からといって、可能性が増えるわけではない、ボクの人生は
この船とピアノの上にあったんだ、という主人公の言葉に
なんだかガツンとやられました。

映画のなかの言葉がまだぐるぐる頭のなかを回っています。
弱まっているわけじゃないんですが(きのうも同じことをいいました)、
だいぶ精神が敏感になっちゃってます。やばいなー。

ページビューは137900。休日らしからぬ、ちょっと異常な数値。
本家のPVが暴騰してます。きのうが57100だったのに対して、
今日は119200。同じ休日なのに、いきなり倍というのは変。
ざっとログを見た範囲では原因がわからないのですが……ま、いっか。

少し精神活動をダウンさせないとコワイので、これから飲酒モードに
入ろうかと思います。今日はやまやで面白そうなワインを２本導入
したので、少し楽しみ。