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2001/04/25 02:39 新宿池袋書店巡り

新宿紀伊国屋書店(古い方)でオルトアール本の取り扱い状況を
チェックしようと思い、置いてありそうなコーナーを探したんですが
見つかりません。しょうがなく、店員さんにたずねたところ、
運が悪かったのかどうなのか、だいぶ態度の悪い店員さんで、
やや不快な目に会いました。どういうふうに態度が悪かったかは省略
しますが、30分ほどまたされて、結局「見つかりません」とのこと。
その店員がデータベースを検索しているときに肩越しにサッと
のぞき見たところでは(クラッカーの基本テクニック)、残部23の
表示があったので、入荷しているのは確か。でも、どこかに
埋もれてるんですね。いつか、その23部は返本となってしまう
のでしょうか。本が見つからなかったのはたぶん店員さんの
せいじゃないと思うのですが、総合的に悪い印象を持ってしまいました。

30分のロスで、映画を観るタイミングも逸したので、もっと広範囲に
我々の本の扱われ具合を調べる決心をしました。

すばやく、マイシティ(駅ビル)6階の山下書店へ移動。そこではあっさり
サブカルチャーのコーナーで発見。残部12冊。わかりやすい位置でした。

続いてルミネ2の青山ブックセンターへ。先日確認した棚に向かうと
あらら、一冊もありません。完売? と、一瞬喜びかけたんですが、
どうも棚の雰囲気が変わってます。模様替えしたのかなと思い、
近くをサーチすると、思想のコーナーに移動してました。思想書扱い?
ABCさんはいろいろ売場を工夫してるんですな。残りは5部。初日に
確認したのは15部なので、10部はけたことになります。

新宿以外の状況も知りたくなったので、山手線に乗って池袋へ遠征。

新宿はあまりいい本屋さんのない街ですが、池袋は大型書店の
激戦区。本を選ぶためだけならば、神保町よりも池袋のほうが
好きです。とくに好きなのがリブロで、ゆっくり本探しがしたいときには
わざわざ電車を乗り継いで出向きます。

そうしたわたくしの信頼を裏切ることなく、リブロの地下1階文芸書の
コーナーでは10部平積みされてました。悪くない位置です。

よしよし、と思いながら、リブロのすぐそばのジュンク堂へ。
1階の入り口を入ると、以前来たときと様子がまったく違っています。
本がなく、レジが10台くらい並んでいるんですな。どうやら、各階の
レジを廃して、1階に集中した模様。そして、売場がずいぶん大きく
なってます。棚と棚の間も広くなって、なんとなく図書館ぽい雰囲気。
本の量もスゴイ。Webで確認すると、常時在庫150万冊で、世界一
なんだそうです。
http://www.junkudo.co.jp/index.jsp?

やや圧倒されながら、オルトアール本のありそうなエリアに向かうと、
サクッと見つかりました。3階のエッセイのコーナーにポップカルチャー
という札のついた棚があって、そこに表紙をこちらにむけて5冊。

新しいジュンク堂をゆっくり見て回りたい気持ちもありましたが、
ダメ押しで駅の向こうの芳林堂へ行きました。正面から入って、
新刊本コーナーをぐるっとまわると、レジ側にたっぷり平積み
されてました。ほかの本に囲まれていて正確な部数はわかりません
でしたが、15部くらいはあったかも。

今日は東武百貨店の旭屋は省きましたが、池袋の本屋さんはやっぱ
ちゃんとしてます。競争キビシイと思いますが、がんばってください。
そして、新宿の紀伊国屋書店は池袋の本屋さんを見習うように!
ていうか、池袋から1店、新宿に引っ越したらよかろうに……。

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