WiFiコミュニティー『FON』が日本でも本格的にビジネスをはじめた、
というニュース。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/16406.html
完全無料サービスがLinusで、有料の場合はBill。イラストから判断するに
このBillはあのBillですな。遊んでますな。
ヒジョーに興味があるサービスなんですけど、この仕組みではAP提供者に
なるのは躊躇します。利用者が爆破予告を自分ちのAP経由でどこかの
掲示板に書き込んだら、サーバーに残るIPアドレスは自分ちのもの
ですよね。ということは、警察はまず自分ちに来ちゃうでしょうな。
「いや、これはFONというコミュニティーのユーザーがやったことでして」
と説明してもすぐ理解してもらえるかどうかは甚だ疑問。想像しただけで
イヤな汗が……。
APを提供しただけなら、それを経由して行われた通信によって生じた
問題の責任を取る必要はないはず。だけど、自分がやったのではない、
という証明をするのもFON方式だと難しいような気がします。心配しすぎ?
爆破予告は極端な例ですが、ワタクシにはリスクに見合うメリットがないと
感じられます。多少複雑になるとしても、もっと安心な仕組みを作る
必要があるんじゃないですかね。
11月13日から新規基地局オーナーの募集をはじめた『みあこネット』では、
VPNによるセキュアな接続を前提にした無線LANサービスを提供しています。
http://www.kyoto-inetbb.jp/service/miako/index.html
ひとつはこういう方向でしょうな。FONのビジネスモデルと適合させる
ためにはいろいろ考えなきゃいけないことがありそうですが、資金は
あるんだから(google様やskype様からいっぱいもらってるんですよね?)、
やってみてほしいですな。
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