国境なき医師団からお手紙がきた。
全然身に覚えがないんですが、
どっかで名簿を売られちゃったんでしょうね。

封筒をあけると１日50円(月1500円)の寄付を募る内容。
説得力のある文章が淡々とつらなっている。
たとえば、こんなふうに……
「HIVに感染した妊婦が100人いるとして、タイで通常、
　産まれる子供のうち30人が感染しています。しかし、
　私たちが行っている処置によって、感染する子どもの
　数を９人に抑えることができるのです。母子一組に
　必要な費用は約27000円です。さらに数千円付け加える
　ことができれば、新生児にもAZTを投与できます」

ぼくは寄付が似合うようなガラじゃない、と
思っているので、いままでもしたことはありません。
小銭をちゃらんと募金箱に入れたことくらいはありますけど、
それも、なんか違うって感じがしちゃうんです。
それなのに、こういう話をきかされちゃうと
いちおう身につまされたりするわけです。

若干後ろめたい気分になりつつ、
朝日新聞のサイトにいったら、
セガの大川功会長兼社長が850億円の私財を投じて、
借金(?)の埋め合わせをするとのこと。
それでも、まだ580億円の赤字らしい。

850億円あると、えー(計算中)、315万人の赤ちゃんが
治療を受けられる計算になります。
もちろんその850億円は大川会長のお金ですから、
つぶれかけの会社にくれてやろうが、焚き火の焚き付け
にしようが100％勝手であり、批判するつもりなんて
毛頭ないんですけど、お金の使い方って難しいよなー
と思ったわけです。金がないと悩みがひとつ少なくて
済むわけですね。


今日のページビューは41200。気が付くと月末だったので、
月間PVも出してみました。1062200PVであります。
正月の間、かなり落ち込んでこの数字ですから、
かなり健闘していると思います。
tahoo.comも合わせれば、110万は超えますね。
みなさんご愛読ありがとうございます。


と、いつもならここで終わるはずなんですが、
どーしても国境なき医師団さんのことが気になるので、
サイトに行ってみました。
http://www.japan.msf.org
シンプルな作りで好感がもてます。読み物も豊富。
でも、読むと確実に暗くなるようなものばかりです。

パラパラ見ていくと、国境なき医師団グリーティングカード
というページがあって、絵はがき８枚のセットが1600円で
売られています。収益金は活動資金になるとのこと。
パッと見キレイな写真です。こういうのなら、参加できるな、
と思ったので注文しました。1枚200円なら高くないですしね。

あ、みなさんに勧めてるわけじゃないですよ。
ボクだってインターネットの使い道を調べるという視点で、
買っただけです。募金はしない主義ですから……。