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2005/04/07 00:08 バンダナ男爵


sankakukin.jpg

帽子は幼少の頃から好きなんですが、坊主頭化してから
必要性が増大し、絶対手放せない装備に。ただし、ヘルメット
を着用するときは、HADなどの薄いバンダナ系のものを
かぶって出かけます。暑い日以外はバンダナの上から
ヘルメットをスポッとかぶる感じ。

自転車に乗っていない間は、ツバのある帽子をかぶるほうが
落ち着くので、ほんとは両方持っていたいんだけど、帽子って
結構かさばるし、無理矢理ポケット等に押し込むと変なカタチが
ついちゃったりして台無しになることも。なので、バンダナか
帽子か両方か、毎朝出がけに悩んでました。

そんなワタクシ的重大問題を解消すべく、本日購入したのが
フェールラーベンのバンダナキャップ。売ってるバンダナは普通
正方形ですが、これは三角巾ですな。二等辺三角形の底辺の
まんなかに堅いツバがついていて、三角巾をかぶるときと
同じように後ろを結ぶと、キャップになる。お店で実際にやって
みたら思ったよりスッキリしたカタチになったので買いました。

ヘルメットの下にかぶったときも違和感なし。自分でしばる
からフィット感も最適化できます。数時間使った印象は
かなりいい調子。生地の模様は、よく見ないとわからないけど、
シッポをまるめたキツネちゃん。かわいい。(←気に入ってる)

ページビューは161600。

バンダナって何語? と思ったので調べたら、ヒンズー語の
絞り染め=bandhnu(バンドヌー?)が語源、という説明は
すぐ見つかりました。でも、どういうきっかけでバンドヌーが
バンダナとなって定着したのかはわからず。

粘って調べると、bibliomania.comというサイトにもう少し詳しい
説明がありました。バンダナが英語の文章のなかに最初に
登場するのが1590年で、このときはBandhnun(バンドヌン?)。
1752年にbandannoes(バンダノー?)。そして、1848年に
Baron Bandannaとしてあらわれます。けっこう古い言葉だった
んですな。「そのバンダナ男爵ってだれよ?」という疑問が次に
沸きますが、William Makepeace ThackerayのVanity Fairが
出典となっており、全文がプロジェクト・グーテンベルグに収録
されているのですが、これを読む能力がないワタクシは
オンラインでの追求をあきらめました。

最後にVanity Fairの翻訳を探したら、なんと岩波文庫から出て
いるらしい。つーことは超有名な古典なんですね。知らなんだ。
で、それを読めばバンダナ男爵のことがわかるのでしょうか?

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