サウンド・ウォーク・オペラ 芭蕉
2002年 11月2日〜11月4日 台原森林公園・仙台文学館
仙台芸術祭参加作品

【構成・演出】平松れい子
【出演】只野展也・縫原弘子・白井さち子・あらた真生・雲走範子・平松れい子・おむらいすのメンバー他
【制作】曽根隆司(ウェルパフォーミングアーツマネジメント)
【企画】Jun Maeda
【メディア技術】船田巧
【主催】Ms. NO TONE ミズノオト・仙台市芸術祭


作品内容
芭蕉がつづった「音の句」を軸にした芭蕉探しの旅。
観客は当日配布される「音の地図」にそって、芭蕉が旅した奥の細道に見立てられた台原森林公園を歩きながら三つの関所を越える。
まず集合場所でかばん・食料・未来の自分への手紙などを受け取る。

旅人となった観客は、いきなり険しい森の道を歩く。以後音の地図をたよりに、足音のする方向や、水の音、過去の音(携帯電話を使ってある番号に電話すると芭蕉と曽良の会話が聞こえる)のする方角へと進みながら、様々なシーン・パフォーマンスに遭遇する。

「水の関」では奥新川の湧き水で、旅の祈願をする。
「時の関」では視覚に障害をもつ語り部と音楽家が300年前の芭蕉と芭蕉の娘のシーンに遭遇。娘たちがアコースティックな音の精神に舞い、視覚に障害をもつ語り部が芭蕉の音の句をうたう。

「言葉の関」では江戸時代の人々の生活を音で表現した日記(市隠月令日記)がうたわれる。旅人(観客)は、未来の自分にあてた手紙を書いて投函(何年かのちに本人に郵送される)し、植物・芭蕉の種を受け取る。ジャンベのリズムにのり、ナビゲーター達が旅立つ客を奥の細道・序の段で見送る。

公演連動企画 10年後の手紙コメント

今週のテーマ 『写真で連句』
今週のテーマはこの写真。テーマの更新はあと一回で終わりです。
ルールは前回と同じ。最初の人が書き込める文 字数は5文字。次の人は7文字。その次の人は5文字。この3つでひとつの「句」に なります。で、次の人は7文字。次の人も7文字。つまり、5-7-5 7-7 5-7-5 7-7  5-7-5 7-7…・とつなげていくわけです。 [掲示板に入る]

奥の細道への道 - 演出家・平松れい子のメモ






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